真備町にある実家を片付けてきた 2

私の実家は岡山県倉敷市真備町にあります。
服部地区です。
今更ではありますが、7月9日から7月19日まで実家の片付けにいったので、記録として書こうとおもった

被害状況は1でも書きましたが、2階床から190cmまでの浸水
罹災証明では、即座に全壊認定
家の中にある家具や家電はすべて壊れているので廃棄対象

まず片付けとして行うのは、家具や家電など廃棄対象のものを外にだすこと
家の建物だけになるまで出します

ゴミ袋に入る物はひたすらゴミ袋に詰めます
詰めたら外にだします
ゴミ袋に入らないものはそのまま外にだします

ずっと住んでると荷物も増えます
押し入れなどにあるものもすべてだします
押し入れなど収納に入っているので荷物は縦方向に収納されているわけで、それを全部だしていくと床の専有面積が大変です
このあたりは引っ越ししたことあるとよくわかる

浸水しているので、紙、布(服、布団など)、木材(タンスなども含む)は水を吸い込んでいるので、重さがとても増します
またタンスは水を吸って木が膨張していたり、浸水しているときに浮いて乗り上げることで傾いたりゆがんだりしているので、引き出しがひきだせなかったり、観音扉が開かなかったり、引き戸も中身が引っかかってスライドしなかったりします。
そういうときにたいした工具もないので、浸水していた工具とかなんとか持参していた工具とかで叩いたり引っぺがしたりして破壊して中身を取り出せるようにします
とくにタンスは、中に水がたまっていたり、衣類が水を含んでいたりして、とてもじゃないけど人力では持ち上げられません

そうやって家の中のものをすべてだします

やっかいなのは畳です
普通に重いのですが、これが水を吸って倍くらいまで膨らんでいたりします
大人の男性が4〜6人かかりで運びます
畳を外に運び出すルートの幅もあるので、途中で持ち替えたりします
正直畳が一番しんどかったです
畳は1階2部屋、2階1部屋で、2階はベランダから投げて落として、降りて運ぶ
1階座敷は水圧等で床板が剥がれていて危険でした